共感性羞恥を感じた話

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オタクというのは、いつの時代も忌み嫌われるものである───。

そういった時代もあったが、今の時代はどちらかというとオタクに寛容であるといえるだろう。それどころか、数々の作品がアニメ化し、それを追う人も多く、もはやオタクという分類自体がなくなりつつある。アニメオタクだけがオタクというわけではないが。

ただ、オタクだから嫌いだとか、これだからオタクは、と言われることは少なくなってきても、やはり「オタク」というのは厄介だ、気持ち悪いと感じることもある。

「Fate Grand ●rder~~~~!!!!!」

と声高らかに、全校生徒の前で叫ぶ生徒。そう、彼こそがその気持ち悪いオタクの代表例である。

迷惑って何だろう

さあ、ここで迷惑とはいったいなんなのかを考えてみよう。

これは鉄道界隈の一部を見てれば見当がすぐにつくだろう。人が嫌がる行為だったり、場の空気を無視した行為、利己的に動く行為だったり、そういったことが挙げられる。

彼は、それが理解できなかった。

18歳にもなって、ステージに上がったかと思えば、唐突に「FG●!!!!」とマイク越しに発狂。場の空気は静まり返ったわけではないが、苦笑と引いた生徒たち。

場の空気をぶち壊したのだ。

そもそも、FG●なんて一般受けしないものを喜々として叫べばそんな空気にもなる。まあ一般受けすると思ったからそうしたのだろうが。

そもそもそれって一般的?

オタクの悪い癖として「自分がやっているものは、一般的に知られていて、興味を持っている人が多い」と考える事。これは私にも言える話なので自戒するべきだな、とは思っている。

Misskeyにいる君たちは、まさか「Misskeyを知らないの」とか、上から見るような口調で言ってはいないだろうな?これはよろしくない。Misskeyの代表的サーバーであるMisskey.ioには、確かに40万人ちかくのユーザーがいるが、それでも1億2千万の人口と比べたら300分の1である。300人に1人が登録していることになり、登録はしていないが認知はしている人口を考えてもおそらく150~200人に1人だろう。知らんけど。

Twitterと違い、全員が知っているわけではないソフトウェア名称なので、そりゃあ知っている人もいない場合が多い。

FG●だってそうだ。ほとんどが知らない。私は「遊べる電子   手帳」とか言われまくっているゲームだとTwitterでよく見ていたので知っていたが、ソシャゲに興味なかったりTwitterそんなに見てなかったりする人にはマジでわからんのだ。

それをさも「ウケるんじゃないか」と思い込み、にやにやしながら叫ぶってのは…まあ…うん。

ここから学べることってあるよね

さて、ここまで当該生徒をぼろくそにいったわけだが、はっきり言って私もおなじようなことをしているのではないか?と思ったりしてる。まあこの記事見てる君たちもやってそうあるいはやったことがありそうだが。

この出来事は私に共感性羞恥を大きく感じさせた。その瞬間に自らの行動には最新の注意を払おうと改めて感じた。

今日学んだことは、一つ。

「TPO」

明日も一日頑張って生きていこうと思う(雑な締め)。

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