無保険で事故ったので対処法を上げておく

この記事は約4分で読めます。

こんにちは。つい先日、原付で事故りました。
内容的には、原付対車の物損事故で、相手方が止まっていたため過失10割での事故となってしまいました。
事故、起こすととても焦りますよね。私もあせりました。
ネットに転がっている情報は、ほぼすべてが対人事故なおかつ保険有。そのため、ここでは、無保険状態で、対物…それも車に対する事故を起こした際にどのような対処をすればいいか、すべてご紹介させていただきます。

まず事故を起こしたら

ここは、保険有・無保険関係なく、かならずやるべきことです。事故を起こしたら、最初に相手がけがをしていないかを聞き、それから警察への連絡を行う必要があります。これは、道路交通法第72条(交通事故の場合の措置)にて定められている法律です。警察への連絡は普通に110番通報で、事故を起こした旨と、事故の場所、相手がけがをしているか、怪我があれば怪我の状況を速やかに報告します。

通報が完了したら、相手の免許証と自らの免許証を控えます。これは、あとで事故後処理をするのに利用します。また、相手に対して、自らの名前・電話番号を告知し、相手の名前と電話番号も同時に控えます。

警察が到着したら、運転免許証自賠責保険証明書を警察官へ渡します。その後、どういう状況で事故が発生したかを聞かれるため、事故が発生した経緯を正確に警察官へと報告します。

特に、故意に行った場合や、相手にけがをさせたなど、法令違反がない場合、切符を切られることもなく「あとは当事者でやっといてね」と言われて警察対応は終了です。

保険がない場合のかなりめんどくさい対応

警察の問題が済んだからと言ってこれでおわりではありません。これを見ているということは、無保険であるということですから。今からすべて、自らの手で処理を行わなければなりません。

まず、大前提として、保険がない場合、全ての交渉・申請・手続きは自分の手で行う必要があります。誰かに「やってください」だなんて言えません。言える立場ではありません。
そして、二つ目の前提として、どちらか片方に保険がない場合、相手の保険会社も対応ができません。
つまり、どういうことかというと、両社が保険に加入していないと、相手の保険会社もなにもしてくれないというわけです(それはそうだよね!)。

修理工場を予約する

まず、相手に「修理工場を探して、予約する」という旨を伝えましょう。相手によっては「いやいい!領収書を書いて渡すから!」と言われる場合がありますが、極力こっちから申し出ましょう。相手が自らやるといった場合は、そこで折れてください(探すといってもいいですが、無駄な争いは避けるべきです)。

自ら修理工場を探すメリットとして、まず一つ目は「安いところを自分で探してやってもらうことができる」というところ。二つ目は「知り合いが板金屋なら、場合によっては安く・早くやってもらえる」というところです。
相手方は「被害者」なので、賠償金をふんだくっても、こちらが文句を言う筋合いはないわけです。そのため、人によっては、修理に実際にかかったお金よりも3から5万くらい盛ってから請求する場合もあります。
それを避ける点でも、自分で探して、自分で予約するというのが一番いやな思いはしないわけです。

修理工場を探す際、電話ではなく必ず足を運んでください。そして、必ず相手の家から近いところを探してください。探す際は、遅くても4日以内といったところでしょうか。相手の都合のいい日程を聞いてから、修理工場へといきます。

修理工場にいき、問い合わせる際は「自分が契約する」というのではなく、あくまで「自分が探しに来た」といい、契約時のお名前などはすべて相手方で行う旨を伝える必要があります。そうでなければ、修理を受け付けてくれないからです。
自分の場合「自分が事故を起こしてしまい、相手の車の修理先を探さなければならない」「修理の見積もりをしていただけないだろうか」「契約者自体は相手様に来ていただき、お金を私がお支払いする」の3点を伝えました。
車両の見積もりを行っていただける日程が決まれば、その旨を相手にお伝えします。

見積もりには必ず立ち会う

相手が車をわざわざ動かして修理工場に行くのに、自分は仕事をするか、家でゆっくりするなんて蛮行はありえません。相手に「同行させていただいてもいいですか」と聞き、拒否されない限り必ず行きましょう。

見積もりに同伴することで、修理代の水増しも抑えることができますしね。

代車代は基本加害者持ち

修理工場によっては、代車を出してくれません。代車が出せない場合、こちらでレンタカーを用意する必要があります。

修理に必要な期間、レンタカーを用意あるいはレンタカー代を出費し、相手の移動手段を必ず確保してください。

保険には必ず入りましょう

私はこの事故処理に1か月近くかかりました。何しろ何も情報がないので、すべて自分で考えながら動かなければいけないからです。保険会社があれば、これらの処理をやってもらえます。

また、今回はフロントバンパーの交換のみで、代車も用意してもらえたため、9万円で済みましたが、これがもっと大きかったり、硝子をやっていたり、ラジエーターを壊したりすると、一気に20万になったりします。かなり痛い。

こういったことにならないよう、自転車であろうと、原付であろうと、かならず保険には入りましょう。

以上事故処理の備忘録です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました